ダンボール回収は無料でも再利用は無限大

再利用されるダンボール、その使い方として今最も注目されているのが、ダンボールベッドでしょう。ダンボールベッドは災害時に非難した際、寝床代わりになるものです。災害が起きたときに、体育館や公民館などに地域住民が非難する姿をテレビで観たことがある人は多いと思いますが、床の上にそのまま雑魚寝をしている状態です。床はとても硬く、その上冬場はかなり冷たくなります。そのような場所に雑魚寝をしているだけで、体調不良を起こしてしまう可能性があります。

床にそのまま寝ていると、アレルギー体質の人にとっては症状が出やすくなります。医学会でも床から30センチ以上床上げをすることが推奨されており、このくらいの高さがあるとハウスダストが舞いにくい高さであるため、アレルギーが起きにくいとされています。ハウスダストアレルギーの人は、ベッドを使った方がよいと言われるのはこのためです。

このダンボールベッド、無料でダンボール回収されたあとに再利用されたダンボールで作られます。集められたダンボールはこのような再利用のされ方もあり、思わぬところで役立っています。現在多くの自治体で、災害用にダンボールベッドを使う方向だそうです。もともとは無料でダンボール回収が行われたことを考えると、ここまで役に立つ商品として再利用されるのは素晴らしいことです。